被相続人が海外に住んでいる場合
Q 被相続人が海外に住んでいた場合相続はどのようになりますか?
A 被相続人の国籍が外国籍か日本国籍かで相続の方法が異なります。
日本の法律は「相続は、被相続人の本国法による」と規定しているため
相続に関しては亡くなった人の本国法に従う必要があります。
被相続人が外国籍の場合、その国の相続に関する法律に従うことになりますが
法律によっては、不動産の所在地の法律に従うという決まりがある場合もあるので
不動産が日本国内にある場合は、日本の法律によって相続が処理されることもあります。
被相続人が日本国籍の場合は日本の法律が適用されますので、通常通りの相続手続きに
なります。