成年後見人に選ばれたら
Q 成年後見人に選ばれたらまず何をしたらいいですか?
A まず後見人がするのは、本人の財産に関する調査と目録の作成です。
後見人に選ばれてから、およそ1ヶ月以内に調査を終えて、目録を作成しなければなりません。
具体的には、本人の資産の種類や価格を調べて、財産目録を作成することになります。
また、それとともに年間収支予定表を作成して、家庭裁判所にあわせて提出することになります。
成年後見人の業務としては財産管理と身上監護になります。
どちらも本人の意思を尊重し、かつ、本人の心身の状態や生活状況に配慮しながら行う必要があります。
預貯金等の管理で注意が必要なのは成年後見人の口座で管理するのではなく、成年被後見人本人の名義か
Aの成年後見人Bなど本人と成年後見人の財産がわからなくなる状態にはしないことです。
それ以外では1年~3年ぐらいに1度家庭裁判所から報告を求められるので
金銭出納帳などを用意して本人の収支がわかるよう管理が必要です。