不動産登記(贈与、売買、抵当権抹消等)のQ&A
目次
Q 住宅ローンを完済し、銀行から抵当権抹消手続きをするよう言われましたがどうしたらいいですか?
A 金融機関から渡された書類一式と認印、本人確認ができる免許証等をお持ちください。
金融機関から渡された書類の中には発行から3ヶ月の有効期限があるものがありますので
早めの手続きをおすすめします。 ※平成27年11月2日から原則会社法人等番号を提供すればよくなりました。
登記簿上の住所が現在の住所と違う場合は登記簿上の住所から現在住所の移動歴がわかる
住民票又は戸籍の附票が必要になります。
以前に金融機関から書類が渡され抹消手続きを忘れていた場合で当時の書類が残っていれば
それを持ってきていただき、もし書類を紛失している場合は再度金融機関で発行してもらう書類が
ありますのでそのような場合はご相談ください。
Q 売買の登記の必要書類を教えてください
A 売主側
登記済証又は登記識別情報
印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
固定資産税評価証明書
印鑑(実印)
本人確認ができる免許証等
買主側
住民票
印鑑(認めでも可)
本人確認ができる免許証等
上記の他登記簿上の住所氏名と現在の住所氏名に変更がある場合は
売主様の住民票や戸籍謄抄本など必要書類がでてきます。
また、法人の場合は代表者がわかる資格証明書が必要です。
印鑑証明書は印鑑カードがないと取得できませんが、それ以外の書類は
ご依頼いただければ職務上請求できますのでご相談ください。
Q 贈与の登記の必要書類を教えてください
A 贈与者(不動産をあげる人)
登記済証又は登記識別情報
印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
固定資産税評価証明書
印鑑(実印)
本人確認ができる免許証等
受贈者(不動産をもらう人)
住民票
印鑑(認めでも可)
本人確認ができる免許証等
上記の他登記簿上の住所氏名と現在の住所氏名に変更がある場合は
贈与者の住民票や戸籍謄抄本など必要書類がでてきます。
また、法人の場合は代表者がわかる資格証明書が必要です。
印鑑証明書は印鑑カードがないと取得できませんが、それ以外の書類は
ご依頼いただければ職務上請求できますのでご相談ください。
Q 登記識別情報とは何ですか?
A 登記識別情報とは、登記の申請がされた場合に、当該登記により登記名義人となる申請人に
その登記に係る物件及び登記の内容とともに、登記所から通知される情報をいいます。
登記識別情報は,アラビア数字その他の符号の組合せからなる12桁の符号で、
不動産及び登記名義人となった申請人ごとに定められます。
今まであった登記済証、権利書ではそのものが大事でしたが登記識別情報では
紙自体が大事ではなく、目隠しシールが貼られている12桁の符号が大切になってきます。
目隠しシールはいったん剥がすと付きませんのでそのままの状態で保管しておくことを
おすすめします。万が一自分の知らない間に剥がされていた場合は誰かに情報が
盗みとられたことになります。
登記済証、権利書と同じように再発行はできないので大切に保管してください。